キャッチボール一つにしても大事な練習になりますので、適当に流して行わないようにしてください。
日常のキャッチボールも、少し工夫をすることでかなり効果的な練習ができるのです。
■腰を落としてキャッチボール
様々な打球に対応必要がある、内野手に必要な練習です。力士がしこを含むときのように、両足を大きく広げお尻をを下に10回ほど上げたり下げたりします。そして腰を落としたまま3~4mほど離れて2人で軽くワンバウンドのボールを投げあいます。太ももの筋肉が鍛えられると同時にグラブさばきやハンドリングのよい練習にもなる。
■下投げ振り子キャッチボール
2人とも至近距離で、腕をブラブラと力を抜いて、振り子のように下手投げでゆっくりキャッチボールする。
これにより手首の使い方とスナップスローの感覚を鍛える。
■身体の正面にゆるいゴロを捕る
5mほど離れてゆるいゴロを投げ合う。その際には必ず身体の正面で捕球すること。
これは正しい姿勢の体勢や動きを身体に覚えさせることができる。
■近い距離のキャッチボール
できるだけすばやくキャッチングからスローイングまでを行う。小さなモーションでの送球の練習方法で、
ノーステップスローなどの練習にもなる。
川﨑宗則監修 実践守備マスタープロジェクト
